飲食店売上アップのアイデア!セルフオーダーシステムのメリット、デメリット

効率化、人件費削減、人手不足を踏まえ、セルフオーダーシステムの導入ってかなり興味ありますよね。

でもいろいろ調べると結局200万~400万と高額なものが多く、導入するか否かかなり迷うところだと思います。

私は普通のハンディーもセルフオーダーシステムも使ってきましたので、こちらで導入後のメリット、デメリットを詳しくお伝えしていきます。

セルフオーダーシステムのメリット

早速ですが実際に使って感じたセルフオーダーシステムのメリットとデメリットをお伝えします。

メリット
  1. ピーク時アルバイトのコストを2人分カット又は接客を手厚くし、客単価アップ
  2. お客様側も、お店側もお互いにストレスがない
  3. レスポンスが早く回転率アップ、客単価アップ
  4. スタッフ教育コスト削減&オーダーミスなし
  5. メニュー替えの際が半端じゃなく楽
ヒロくんヒロくん

こんなにメリットがあるんですね。人件費が2人分カットできるのはうれしいです!もっと詳しく教えてください!

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これね~導入して本当に良かったと思ったよ。僕の場合は焼肉屋で、食べ放題ではなかったんだけど、飲み放題が数件入ったとき、セルフオーダーじゃなかったらと思うと寒気するほど。ただし業態や、お店の方針で感じ方もそれぞれだと思うから、詳しく教えていくね。

メリット1・ピーク時アルバイトのコストを2人分カットできる。

これは大げさじゃなく本当です。実際に出していた結果を元にあなたのお店で考えてください。

客単価4000円で営業時間17:00~23:00
平日6万~10万で、スタッフ1人~2人
休日18万~23万で、スタッフ3人~4人
ほぼ18時~21時の3時間の来店
21時以降は来ても2組か1組
21時以降は平日スタッフ1人
休日2人22時以降1人
23時閉店で、23時30分退店

私の店舗は飲む人がそこまでガンガン来ていたわけではありませんでしたので、遅い時間の来店は少なく、ほぼ3時間で売上がきまります。

如何ですか?ハンディーを使ってる店舗でこの売上を作るのに、夜何人必要でしょう?

私の店舗の場合は洋食店で言うと、やはりプラス2~3人必要になってきます。客単価が違うのもありますが、洋食店も導入すれば、1人~ピークタイムはやはり2人は確実に削減できるでしょう。

更に人件費を削減せずに、接客を手厚くする方法もあります。

接客力アップ

オーダーを取らないで良いということはそれだけ時間が生まれますよね。その空いた分で接客やお勧めを手厚くし、客単価を上げることが可能です。

セルフオーダーにするとお勧めがしにくく、アップセルや、クロスセルなど、追加オーダーが取れなくなるという意見がありますがこれは間違いです。

セルフオーダーにして空いた時間をセールスや、接客の時間に充てれば、確実に客単は上がります。

お勧め商品も、席にご案内した時に確実に声をかければ、客単価の高いものでも売れます。私のお店では空いた時間を徹底してセールスや接客に使っていました。

一升瓶をもってお酒を飲んでいる席にお勧めに行ったり、肉を各テーブルに見せに行って、追加注文をもらったりと、やろうと思えば方法はいくらでもあります。

人件費はそれもでも削減できるので、客単価が下がってしまうのであれば、スタッフの動きを再検討することが必要です。

メリット2・お客様側も、お店側もお互いにストレスがない

オーダーでノンストレス!これには感動しました。洋食屋でもカフェでも、オーダーが取りにいけないときに、ピンポンを何度も押される時がありました。

いけない状況であってもお客様は関係ありません。はっきり言ってこれはかなりのストレスです。いけないものは何度押されてもいけない!

逆に、お客様側も何度コールを押しても来ない店員にイライラ。伝わってるの?忘れてない?お店のシステムを知らないお客様は不安と、時間のロスでイライラしてます。

セルフオーダーシステムを初めて使った時、このメリットを一番と言っていいほど感じました。なんのストレスもなくオーダーをし、オーダーを受ける。 当たり前の事なんですが、人がいないとき、ピークタイムのときなどは、当たり前じゃなくなるんですよね。

食べ放題や飲み放題をやっている店舗なら、なおさらメリットを感じられることは間違いないです

メリット3・レスポンスが早く回転率アップ、客単価アップ

当然ですが、オーダーの入ってくるスピードが絶対に上がりますよね。このことによる回転率のアップは確実です。

オーダーを取りに行く時間、取る時間がカットされ、直接お客様がオーダーを流してくれるんだから、当たり前ですよね。でもこのことによる時間の短縮は、客数が増えれば増えるほど絶大です。休日昼だけで40組来たとして、新規オーダー1組2分だとしたら80分です。

80分時間が生まれれば、回転率は更に上げることが可能です。ピークタイムの回転率アップによりる売上アップの効果は大きいですね。

更に業態によっては客単価もアップします。

客単価アップ

焼肉屋、居酒屋、バルなど、単品注文の多い業態では、オーダーのレスポンスが早ければ早いほど追加注文が入りやすくなります。

お腹がすいてるときってついつい注文しすぎちゃいますよね。素早くオーダー、提供されることで、お腹いっぱいになる前に、もう一度追加がもらえる確率が上がるということです。

想像してください。

単品注文のお店のピークタイム。ファーストオーダーを取りに行くのがもたついて、やっとオーダーを取りに来ました。その後料理はある程度スムーズに提供されましたが、追加注文するたびに待たされます。食べるテンポが悪くお腹いっぱい&また待たされるというネガティブモードに入り、追加注文したくなくなります。

お客さん側としてお店に来た時、実際に私が感じたことですが、あなたも経験あるのではないでしょうか?

食事はリズムがとても大切。頼みたい時に頼め、適度なスピードで提供される。これは当たり前な事なんですが、ピークはなかなかできないですよね。

セルフオーダーシステムはこの問題をかなり軽減してくれます。

メリット4・スタッフ教育コスト削減&オーダーミスなし

これも見逃せないメリットです。オーダー取りを一人前に出来るようになるまで、あなたはどのくらいの期間を必要としますか?

オーダーデビューをさせるまでの教育時間、オーダービューさせた後に一緒についていってあげたり、見守っている時間。そしてそのためにいつもより多く人を出勤させたりすることないですか?

この時間とコストが全部なくなります。

しかも接客のぶれもありません。あまり笑顔になれないスタッフがオーダーを取りに行くことはありません。また、オーダーでわからないことがあって、「少々お待ちください。」となり、オーダー途中のお客様を待たせることもなくなります。

更に当たり前ですが、スタッフによるオーダーミスは完全にゼロです。お客様のオーダーミスをどうするか?という問題はありますが、スタッフによるミスが無くなるのは、非常に大きなメリットですね。

メリット5・メニュー替えの際が半端じゃなく楽

これも凄く便利でした。今までは新作をメニューに組み込むときは、そのメニュー1ページを作り替え、メニューの冊数分プリントして入れ替え。

うちの場合テーブルごとにメニューを配置していましたので、洋食屋で18冊、一番広いカフェで46冊のメニューがあり、メニュー替えや、月替わりランチのメニューを入れ替えるのも一苦労でした。

しかしセルフオーダーシステムではメニューが電子端末なので、データを作ってアップロードすればOK。

ああ、なんて楽なんだろう!

これが率直な感想です。しかも品切れがおきた時も、今まではすべてのお客様に声をかけていたのですが、セルフオーダーシステムでは、品切れの設定もあり、レジ本体で設定を行えば、全メニューで品切れの表示が出せます。

品切れは起こしてはいけませんが、小規模飲食店の場合、起こり得るリスクです。そしてその対応をするのがホールスタッフで、お客様全員に声をかけなくてはいけないのですから、心の負担も大きいですよね。

こういったこともボタン一つで設定でき、すべてのメニューでお知らせ出来るのは本当に助かりました。

さて次はデメリットも見ていきましょう。

セルフオーダーシステムのデメリット

良い事ばかり書きましたが、良くないことも起こります。良くないというよりは、業態や考え方に合わない言った方が正しいかもしれません。

デメリット
  1. 接客の機会が減る
  2. 人としての教育機会が減る
  3. トラブルが起こることもある
  4. 年配の方が嫌がる
  5. オーダーコントロールがしにくい
  6. 月額の固定費がかかる(閉店しても
ヒロくんヒロくん

いい事ばかり聞いたけど、デメリットも同じくらいあるんですね。

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デメリットっていうか、どっちかって言うとオーナーの方針や、店の雰囲気に合わないといった方が良いかも。やっぱり紙が良いって言う人も多いからね。一つずつ見ていこう。

デメリット1・接客の機会が減る

セルフオーダーシステムでこれは必然的に起こりますよね。オーダーを取らなければ、お客様との接点は減ります。

しかしメリットでも説明した通り、これは考え方ややり方の問題と言っていいかもしれません。

セルフオーダーシステムの導入の動機が人件費削減なのか、接客レベルアップなのかによるということです。

単純に接客レベルアップが動機なのであれば、人数は減らさず、出来た時間をすべて接客の時間に使えばいいのです。料理のお勧め、お客様との雑談の時間、細かい気配り。

今までばたばたしていて出来なかったことに時間をすべて使うようにすれば、決して接客の機会損失にはなりません。

だた、これは一つ条件があって、こういったことを出来る人財がいるか?ということです。出来るようになるまでに時間もかかりますし、人間性も問われるところなので、人によるふり幅は大きくなってしまいます。

デメリット2・人としての教育機会が減る

これは完全にオーナーの考え方に依存するデメリットです。

どういうことかというと、デメリット1ともつながるんですが、接客機会が減るということは、人間がするべき仕事が一つ減るということです。

セルフオーダーシステムは読んで字のごとく「システム」です。本来人間がする仕事をシステムが代わりにやってくれます。

私は今まで接客を通して、多くの成長していくアルバイトを見てきました。将来接客業をやってみたいという子がいたり、接客が苦手だから、克服したいという子もいました。

そういう子の成長の機会である、オーダーを取るという作業は無くなります。また、教育する側の成長機会もなくなり、それによって生まれる信頼関係や、師弟関係を形成する機会も一つ減ります。

人の成長を大切にし、人を主役に考えているオーナーの元では、セルフオーダーシステムは合わないかもしれません。

デメリット3・トラブルが起こることもある

私が使っていたシステムは、トラブルが起こりました。詳しいトラブルはこちら。

  • 画面が途中で固まる。
  • オーダーがごくまれに飛んでこない
  • テーブル番号がなぜか入れ替わっていた
  • ネット環境ダウン

システム使っていたらトラブルは起こります。どうやって解決したかもここでご紹介しておきますね。

トラブル1・画面が途中で固まる。

私が使っていたのは「スマセル」というシステムで、タブレット端末を使ってオーダーをするタイプのものでした。

この「スマセル」のシステムが悪いわけではないと思うのですが、なぜかオーダーの画面でエラーは出て、オーダーが出来なくなることはしばしばありました。

解決策は単純に新しいタブレットを持っていけば解決。解決は簡単なので、あまりストレスにはなりませんでしたが、お客様が注文して、送信ボタンを押したところでエラーになることもあり、これは申し訳なかったです。

トラブル2・オーダーがごくまれに飛んでこない

これは本当にごくまれです。半年で2回程度ありました。原因が不明でしたが、おそらく回線の問題だと思います。

原因も不明で解決できませんでした。

トラブル3・テーブル番号がなぜか入れ替わっていた

これも残念ながら原因不明。オーダーが明らかにおかしいので、確認すると、途中から卓番が変わっていることがありました。

解決策としてはやはり別のタブレットを持っていくこと。私は「スマセル」しか使ったことがありませんが、タブレット端末を使用するセルフオーダーシステムでは、起こるのかもしれませんね。

ネット環境ダウン

これはセルフオーダーシステムじゃなかったとしても、ポスレジを使っている店舗であるあるだと思います。

しかし、セルフオーダーシステムを使っている場合、人数を絞ってやっている店舗では、この事故はまさに大事故に直結します。

ダウンしたことがある方はわかると思いますが、紙でオーダーを取る事しかできなくなり、まさに地獄の始まりです。

解決策はひたすらお客様に状況を丁寧に説明して、必要なら、来店コントロールをすると良いでしょう。人数を絞ってやっている店舗では、無理せず対応できる客数に絞ることが必要です。

デメリット4・年配の方が嫌がる

一番デメリットらしいデメリットはこれ。

まあ!嫌がられる方が多いです。出した瞬間ちょっと助けを目で訴えてくるお客様もちらほらおられました。

そして最初は頑張るものの、途中からなぜか口頭で注文してくる方もおられました。正直に言いますと、また来てほしいお客様は対応してました。でも、そういったお客様もちょっとずつ教育しながらですが。

これは「そういうお店なんだ」というのを理解してもらうしかないです。もしくはその客様だけオーダーをこちらで打ってあげるかしかないです。

これはいずれ時間が解決してくれるはず・・・・

デメリット5.オーダーコントロールがしにくい

やはりオーダーコントロールは、セルフオーダーシステムには不向きです。これに関してはメニューブックの圧勝と言っていいでしょう。

端末がびっくりドンキー並みにデカければ問題ないですが、現状そうはいきません。最近はある程度対応しているものもありますが、導入コストも月額もかなり高くつきます。

メニュー配置でオーダーコントロールや、ストーリーをメニューに組み込んで口コミを生むとか、メニューブックで集客のノウハウはなかなか使えません。

対策としては、タブレット以外で壁にストーリーや売りたいメニューを貼ることが効果的です。

デメリット6・月額の固定費がかかる(閉店しても)

セルフオーダーシステムは導入にかなりの金額がかかります。私の場合、54席の焼肉屋で、導入費が340万。

コロナウィルスで店舗売却を決意したのがオープンから7ヶ月後でした。導入費の340万はカードの分割機能を使って、カード会社から毎月引き落としとなります。

私のが愛は7年の契約でしたので、7年後までカード会社からの引き落としが続くわけです。トホホ

2年程度営業すれば、人件費のコスト削減でペイできますが、万が一の時は、残債が残ってしまうんです。これはまあまあビビりますよね。

セルフオーダーシステムのメリット、デメリットのまとめ

まとめ
まとめ
ヒロくんヒロくん

イヤー!メリットもデメリットもどちらも良くわかりました。これは本当に天秤にかけるというよりも、どうしたいか?を明確にしなきゃですね。

k-hidek-hide

だよね。ホントその通りで、自分がそのお店で何をどうしたいか?がすべての答えです。ここを明確にして導入を検討したほうがいいかも。

ちなみに私の感想は、導入して超良かったというのが正直なところです。教育は他でいくらでも出来ますから。最終的に本気良くしたいなら、デメリット克服する方法は幾らでもありますから。

システムに使われるのではなく、システムを使い倒して、お店のレベルを更に磨いていけばいいと思いますよ!

PS

もし今の店舗で悩んでいることがあれば、無料相談受け付けています。

  • 売上アップの事
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飲食店以外の方でも相談承りますので、興味があれば下のフォームからご連絡ください。公式ラインに直接ご質問頂いても大丈夫ですよ!

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